本の紹介・・・2013年春版

永遠の0・・・第2次大戦の戦闘機乗り達の回想話をまとめ、ひとつのストーリーに仕立て上げています。戦争の悲惨さ、馬鹿さ加減、いかに日本軍の戦略が無計画だったかが描かれており、好戦的な安倍総理にもお勧めしたい1冊です。

 

ツナグ・・・・映画化された話です。死んだ人にもう一度会える・・という、ありがちな設定なのですが、やはりこの手の話は泣けますな。

 

ロードアンドゴー・・・・知る人ぞ知る、「ロードアンドゴー」という言葉。外傷患者の搬送時に使用されます。そう!このお話の主人公は救急隊員なのです。まあ、設定は多少無理があるのですが、痛快なお話に仕上がっていて楽しめます。

 

ロードムービー・・・・ツナグの著者、辻村深月さんの本です。短編集なのですが、なかなか話の内容はおもしろく、またお気に入りの作家が私に加わりました。懐かしい小学校時代の自分を思い出せる話などが収載されています。

 

内なる宇宙 上下・・・昨秋紹介した、「星を継ぐもの」等々の著者、ジェイムズ・P・ホーガンの作品。一連のお話の最終話です。ま、続き物は最後まで読まないと、奥歯にものが挟まったようで・・・

 

天空の蜂・・・・タイムリーな原発関連の事件のお話。この作品は東野圭吾の中でも出色の作だと思いました。

 

県庁おもてなし課・・・またまた有川浩が好きになりました。この作品はおもしろい!いや、有川作品でつまらないものが見当たらないんですけど・・・今回一押しの本です。

 

人はなぜSEXをするのか?・・・・これ、まじめな本ですよ。副題は、「進化のための遺伝子の最新研究」ですから。なぜ人間には異性があるのか?から始まって、女性は生理周期に伴って好みの男性のタイプが変動する、性病との戦いの歴史、DNAを後生に伝えるための努力・・・・へえ〜っ!の連発でした。キャバクラでの話題作りにうってつけ!